道具いろいろ
6/26は先週に引き続き、田んぼの草取り作業を行いました。
でもその前にちょっと危なかったことをみなさまに報告せねば。
田んぼに水がうまく行き届いてなくて、苗があわや枯れるという状況になっていました。
スタッフが確認したところ、
- 用水路に落ち葉が詰まり水が流れてなかった
- 田んぼの端が決壊していた
というのが判明しました。
今日の作業はそれらを手直ししたところから始まります。
先週はチェーンを数珠つなぎに装着した道具を腰に巻いて田んぼの中を移動していましたが、今週はまた違う道具を用いての草取り作業です。
「もう草はえたの?」
とみなさま思われるでしょうが、それが生えてるのです。
まあ先週の取り忘れもあるのでしょうが、稲と同じように深く根を伸ばしている草、これから成長するよと宣言しているような草、大きいのから細かいのまでいろいろありました。
というわけで作業の開始です。
エンジンのついた草取り機(ちゃんとした名前を忘れてしまった、畝間除草機とでもいうのかしらん)と、手動で押す草取り機。そして棒で除草するやつ(状態を的確に表現する語彙の少なさをお許しあれ)。
シンプルな、レトロのような、心強いような、稲作初心者のわたしにとってはどれもこれも初めて見る道具であり、ただただ感心するばかり。
でも感心は最初だけで、そのあとは斬新な肉体労働が待っておりました。
ここから先はあくまでわたし個人の感想ですが(というかいつもわたしの主観ばかりお伝えしておりますが)、エンジン付きの草取り機はそのパワーに引っ張られて体ごともっていかれる始末だし、手動のやつは泥田での一歩一歩が、こむらがえりを誘発するし、棒のは握る気力も失せておりました。
でも、他のスタッフはきびきびと、はつらつに作業していました。
3人が3つの道具を持って並んでいる写真をどうぞ。じつにたのもしき、ありがたき、うるわしき3人です。
水はどの田んぼにも満たされていきました。
(丸山)