収穫祭2024 イベントレポート
しほみ みなさんこんにちは! 先月がんばってお米を収穫した記憶もまだあたらしいなか、やってまいりました感謝祭です。
まい 初夏からこの「あいなの里」で作ってきたお米とみなさんの作業を労う感謝祭、無事迎えることができてホッとしております。
しほみ 今年は雨風や台風の影響で中止・延期することもなく開催できましたね。
まい 相変わらず猛暑に残暑など厳しい気候ではありましたけど、各回行われてきたことは嬉しかったですよ。それに今回の感謝祭ではみんなが夢中になるイベントもありました。「モルック大会」です!
しほみ こんな自然ゆたかな場所で超魔術をやるなんて、そりゃお米もバッタも驚くね。
まい それモルックじゃなくてマリックやん! 天高く馬肥ゆる秋にみんなでハンドパワー披露するんかい!
しほみ きゅうりにもろみをつけた一品って、ちょっとした箸休めにもなるしお酒のアテにもなるよね。
まい それモロキュウやん! もはや韻すら踏んでへんやん。ほなあれか、畦道でみんな仲良くすわってパリポリ食べて舌鼓を打つんかいな!
しほみ あららちがったかしら。モルックてなんだったけ?
まい フィンランド発祥のゲームですよ。番号が記された木の棒を立てて点数を競い合う対戦型の競技です。
しほみ そう、それそれ。ほんわかした田園風景の中、白熱したよね。勝ちきったチームには豪華賞品がついてたしね。
まい ほんと燃えました。希望者を募って6チーム総当たりの試合となったんですが、3勝したチームが4組いたので決勝戦を急きょ設定しました。
しほみ で、どこが優勝したの?
まい なんと、スタッフチームです。でもさすがに賞品をいただくのはしのびないということで、準優勝と3位のチームが山分け、ということになりました。
しほみ どんな賞品だったかは、写真をみてのお楽しみ。
まい 参加賞として全員にさつまいもチップスと麦茶が配られました。スタッフのつくった作物から加工されたものです。
しほみ モルック大会、楽しかったね。やり方やルールなど丁寧にレクチャーしてくれたDr.キリーにも感謝。
まい この「あいなの里」でのお米作業も年間を通して陰に日向に支えてくれているスタッフです。
しほみ はざかけっていう刈った稲を干す作業を中心になってやってくれてたとき、「玉津に帰りたい」ってつぶやいてたのはナイショね。
まい ばらしてるやん、高らかに! さあ、みんなで盛り上がってたゲームの間にいつものように昼食を準備してくれてたのは、美保さん、純子さんとコッちゃんの3人です。
しほみ この日もまたみごとな品々でしたね。こちらも豪華賞品っていう感じ。
まい 秋の味覚のオンパレード、具だくさんの味噌汁に大学芋、それからおにぎりです。ほんとにありがとうございます。
しほみ おにぎりに使用したお米はあれよね、こないだ収穫祭で刈り取ったお米!
まい 夏の前から田植えして、田んぼの中に入って夢中で草をとった夏、根っこが深く入り込んで抜くのがたいへんだった秋、そんな折々の季節を経て味わうお米。自分たちで作った米ですよ。
しほみ 一粒ひと粒にみんなのいろんな思いや汗に涙も盛り込まれてるはずよね。がんばって作ってくれたみんなにも感謝よ。
まい 昆虫博士といわれた子ども、ヘビを追いかけてた子、トンボをみごと捕まえた子、ヤギにたくさん草をふるまった子たち。子どもたちも活躍してくれました。
しほみ 田植えの際に植え残した場所を見つけて補充してくれた人、草を抜きやすくして近くの子にアシストしてくれた人、いろんな場面あったね。
まい アブに刺されてもすぐに作業に戻った方もおられました。日焼けや寒さ、体の痛みなどいろんなことが遭遇する中みんなほんとによくやってくれました。
しほみ しみじみ、みんなに感謝だよね。もちろん準備から片付けまでこなしてくれたスタッフの方たちにも、ね。
まい さあ、いろんな思い出ができた今年度のEAsT135も、残るはあと一回。
しほみ 味噌づくりね。
まい 詳細などはまたお伝えします。それまでみなさんごきげんよう。
しほみ 今回もありがとうございました。
まい 味噌づくりも楽しさがきっと「きてます、きてます」から!
しほみ マリックに戻るんかい!
(文・丸山 / 写真・飯田)
献立
・おにぎり(今年みんなで収穫したお米を使用、梅干し、海苔)
・味噌汁(葉付大根、冬瓜、自家製だし、昨年イベントで作った味噌)
・おかず糀
・完熟甘長唐辛子
・味玉
・大根ぬか漬け
・大学芋 (紅はるか)
◆調理指導 … ネイバーフード 安藤さま