2025年味噌づくりイベントレポート

「味噌作り〜EAsT meets あいな」
しほみ みなさんお久しぶりです、お元気ですか。日ごと寒さつのる日々ですが、あなた変わりはないですか?
まい いきなり都はるみの「北の宿から」みたいに入ってきましたね。たしかに2月らしい毎日ですが、なんとはなしに春の予感もしてきます。
しほみ 2024年の初夏から「田植え」「草刈り」「収穫」「収穫祭」ときて、イベント最後を飾るのがこの「歌謡祭」。こぶしもうなりますね。上野発の夜行列車乗らなくちゃ。
まい 調理場で津軽海峡冬景色でも歌うんか! 早くも軽くぼけてきたな、今回は「味噌作り」ですよっ。
しほみ まあでも石川さゆりの気持ちもわかるような寒い月だよね。今回もここ『あいな』まで来る道が一部凍結してたもんね。
まい そんなしばれる気候の中つくるから味わい深いものができるのでしょうか。前日から仕込みは始まってましたから。
しほみ まず豆を水に漬け込むところからだよね。きんと研ぎ澄まされるように冷えた水、そこに豆を入れるのよ。そして今朝はその豆を炊くとこからはじまるのね。この豆炊きもたいへん。
まい ひたすらあくとりの連続ですからね。スタッフのみなさんは8時から火を起こして豆炊きをはじめました。
しほみ 山あいのなかにあるここ『あいな』では8時でも厨房は冷えてるの。火の暖かさ、携わる人の温かさをしみじみ感じ入りました。
まい いい感じで膨らんだ豆はこのあと午後からの味噌作りで主役になりますから。北島三郎のように。
しほみ まいちゃんもぼけかましてきたやん、ははん今回でわたしらの記事も最後やからと思って早めにまくってきたな。さあところでお米の方はというと。
まい 10時半くらいからかまどで炊きます。薪に火をくべてかまどをあっためて。火と水加減がほんと肝心なんです。
しほみ そんなところで、参加されるみなさんがそろそろ集まってきました。やっぱり今日は道路も凍ってるとこあるみたいで公共交通機関で来られる人たちもいましたね。
まい 受付したあと、みんなは暖かな木工棟へ。昼食の準備それから「いただきます」です。
しほみ 毎回安藤さんが説明してくれる食材の案内がまたいいよね。食に対する知識も深まるし「やってみたい!」て意欲も湧きます。
まい 野菜はbio creatorsのみなさんが栽培したもの、そして今回のお米はここ『あいな』で作付けしたお米です。暑い日も寒い日もお米の世話をしたスタッフのみなさんにも感謝。
しほみ きりちゃんの嘆きのつぶやきももはや里山の情景と溶けてたもんね。
まい そこはリークせんでええやん! 今日の昼食も色とりどり、滋味深き染み入り。味噌汁は豆の炊き汁と去年つくった味噌を入れたんですよ。
しほみ ああなんて贅沢なんでしょう。食材を集めて調理してみんなで語らいながら食べる。日々の中でつくるという行為は地道なものなんだけど、こうして結実するんだね。
まい さあそんな千昌夫の歌の世界のようなとこからお次は本番の味噌作りに参りましょう。
しほみ ここでも安藤さん大活躍です。純子さんと全体の説明をしてから各グループ回っていきます。
まい 毎年つくっているという人たちや初めての人たちもいて、楽しき賑わいの空間でした。
しほみ コツもいろいろあるにはあるんだけど、とにかくやってみることが大事よね。これが「手前味噌」の極意、醍醐味なんだよね。
まい 作り終わったあとのみなさんの顔も晴れ晴れしていいものでした。
しほみ こうしてみんなで1年に渡って作り上げてきたイベントもひとまずおわり。また初夏のころに新しいスタートしましょう。
まい 作物も自分たちでつくってきたから思いもひとしおです。いろんな出会いに感謝、支えてくれたスタッフの方たちにもお礼をいいたいですね。
しほみ そんなみなさんとのふれあいをつづってきたわたしたちのやりとり、ボケてばかりだったけどお付き合いありがとうございました。
まい ふたりともほんとは普段そんなにボケないんですよ。でも、またEAsT135で集えたら嬉しいですよね。 ♪遠慮はいらないから暖まってゆきなよ~ です。
しほみ 森進一の歌でしめるんかい!
まい でもじつは今回わたしたち参加してなかったんですよね。みなさんに会えなかったのはさびしいけど、ね、しほみさん。
しほみ 「また逢う日まで」ね!