EAsT 135 | ~イースト135~ 神戸市西区で米や野菜の有機農業。

活動記録

収穫祭のあと

こないだの収穫祭ではみなさまお疲れさまでした。暑いくらいの1日、作業も収穫ですからキツイ内容、さらにそれを干すわけですから労働の中の労働ですね。しかし労働には比例して余るくらいの対価があったのではないでしょうか。そうあってほしいのですが、なかったらすみませんなとあやまるしかありません。
対価というのは、まあいろいろですよ。人それぞれ感じるところはあったのではないでしょうか。語らい、友情の芽生え、見上げる空の心地よさ、冷たい飲み物の旨さ、食事の感動、虫の動きへの気づき、その他なんでも感じたものがまたみなさまのこころの中で息づくんですよね。

こないだ、収穫したあとの田んぼを覗いてみました。全体としてはまだ稲も残っておりますが、刈ったとこはまぁすごいですね。よくぞこんなに刈りましたね&運んで干して。この運ぶというのも大変だろうと察するんですよ。稲ですしね。軽いようなされど束ねりゃ重いし、土の香りもダイレクトに鼻にささるし、刺さるのは香りだけじゃなく、へたすりゃ稲穂が鼻の穴の中に一本はいってきたりね。へっくしょい、なんて歌丸さんみたいに上手なくしゃみすりゃいいんでしょうがなかなかそうはいかず、ほこりやらなんやらまじって目もかゆくなったりで。これもまた自然の妙味ですね。
いやいや、みなさまあらためてお疲れさまでした。

夕暮れ前にぽつんとひとり、田んぼを眺めてたらなんだか人恋しくもなりましたわ。あきですね。 秋稲や つわものどもが ゆめのあと なんかもじってますが、そんな気分です。