2023年田植えイベントレポート
さちことまさきの田植えリポート 田んぼ de マンボ
まさき みなさんお久しぶりです、まさきです。今年もやってまいりましたこの季節。EAsT135の田植えイベントです。今日はもうひとり、ステキなひとと一緒に報告したいと思います。
さちこ こんにちは、みなさん。ここ神戸も梅雨入りとなりましたが今日はとてもいい天気ですね! よろしくお願いします、さちこです。
まさき 今までこのイベントは大雨があったり強風が吹きすさんだりいろんなことがあったんですが、まず今回はこうして晴れてひと安心といったところです。
さちこ そうですね、天気はやっぱり気になるところでした。暑からず寒からず、まさに田植え日和ですね。風が心地よくてわたしも思わず三橋美智也の「古城」を口ずさみたくなります。
まさき 渋すぎますね! 田植えに「古城」だなんて古いんだかアヴァンギャルドなんだかなんともいえませんが、天候にも恵まれて幸先いい感じとなりました。…といいたいところですが、じつは最初から驚きの展開が待っていたんですよね。
さちこ 内山田洋とクールファイブの面々が会場に駆けつけてくれたんですよね。
まさき 前川清が田んぼの中ででまちしてくれてたんかい! それやったらぼくかてワワワ~とハモりますわ。 そうじゃなくて集合時間を間違えたことでしょ!
さちこ そうでした、スタッフに伝えた時間と参加される方に送った時間が、ね。
まさき つまりみなさんが九時に来られて、スタッフが十時に来るという。だから現地に着いて目を丸くしたスタッフもいたそうですよ。なぜかみなさん揃ってる。
さちこ それはたまげますね。でもそこからがこのEAsT135の面白いところ。じゃあせっかくだからみなさんでテントなどを設営して調理の準備していこう、となりました。
まさき 手伝っていただいたみなさまには申し訳なかったのですが、結果から考えるとこれはこれでよかったのかな、と思えました。はじまりからみんなで作り上げていくという、こういうのもまたいいものだとね。
さちこ そして、作業の方に入っていくという形に自然になって。
まさき イベントも回数を重ねて全体の中で呼吸といいますか流れというかゆるやかなつながりですかね、相通ずるものも生まれてきたのかなと感じた一コマでした。
さちこ 田植えの方も昨年に準じて、みんな一列に並んで一斉に植えていきました。「レモンのキッス」のオケティ先生の考案した道具を使ってね。
まさき スタッフが田んぼの端と端に待機して目印のついたロープを作業ごとに移動させていきます。今回はどうでしたか、スムーズにいきましたか?
さちこ よかったですよ! みなさんも稲をにぎりしめつつ的確に田植えしていました。毎年参加される方、初めての方、いろんな人たちがお互い協力しあって植えてました。
まさき どうしても水の含んだ田んぼは足がとられるもの。ズブリとはまりこんでいくあの感覚、後ろに転ばないように気をつけながら前のめり過ぎないよう注意して…田植えはほんとに全身運動ですね。
さちこ そんな中、また今回も子どもたちがんばってました。いつもに比して数は少なかったのですが、せっせせっせと奮闘する姿はかわいかったり頼もしかったり。
まさき 有機農業スクールに通う方のお子さんは広い田んぼの中でも飽きることなく植えてましたね。頼もしい限りです。それからはじめての田植えといってた子も農家の子どものように着実に植え付けてました。隣の畑で様子を眺めてるヤギにも興味津々でしたね。
さちこ おとなたちも負けてなかったですよ。左右の方たちとの稲のバランスを確認したり、休むことなく動いてたり。そうしながらも楽しそうに世間話してたりするハツラツな姿にわたしたちも力をもらった気分です。
まさき 神戸なだけに泣いてどうなるのか、ですもんね。
さちこ それわたしがボケるはずのクールファイブの「そして神戸」やん! そろそろここらでひとつまたボケて、という展開が台無しですやん!
まさき まあまあそういわずに、田植え作業もほんとに順調にリズミカルに進みましたよね。
さちこ 例年よりも少ない人数でこんな広いところを手で植えるなんてどうなることやら、と思ってたのにじつにテンポよく植え終わりました。これは見事としかいいようがないですね。
まさき さあ作業がおわったところで一息ついて、お楽しみの食事の時間です。毎度恒例の釜でご飯を炊き、お湯を沸かして汁をつくり、メンバーの野菜を持ち寄り、こころをこめてこさえました。
さちこ 色とりどりの具材が乗ったおにぎりもうれしいし、いくら食べても飽きのこないやさしい味わいの味噌汁も格別な趣がありましたね。これはもう拍手喝采ものですよ。
まさき いつものように幕が開くしね。
さちこ それちあきなおみの「喝采」やん! なんでさきにボケるの!
まさき そんなふうに楽しく爽やかに、かつやさしげに包まれていった時間も終わりを告げようとしております。今回、さちこさんどうでしたか、参加してみて。
さちこ やっぱりひとつの目的にそってみんなで思い思いに動いていくのはいいですね。体全体をつかう作業もまた大変でしたけど達成感がありました。それから、だれもケガしなかったことがほんとよかったです。水分補給、適宜の休息、みんながそれぞれ自分のペースで周りに配慮しつつ参加していったからだと思いました。
まさき 次回も楽しみですね。暑い盛りの作業とおいしいカレー!
さちこ 七月の作業は草取り。田んぼの中に生えてくる強靭な夏の草を抜くんですよね。がんばりすぎないようにがんばって、美味しいカレーを頬張ります!
まさき おせちもいいけどカレーもね!
さちこ 西城秀樹がリンゴ割りながらハチミツ垂らしてくれるんかいな! ただボケたらええのとちゃうねんで、この報告。
まさき そうですよ、来月のイベントはまさに真夏の昼の夢。みんなの思いをのせてまたいっしょに楽しみましょう。
さちこ たしかに。夏バテに負けず仕事もこなして待ちわびておきます。それではみなさん、7月に会いましょう!
(文・丸山)