EAsT 135 | ~イースト135~ 神戸市西区で米や野菜の有機農業。

活動記録

マコとマサキの稲ってイイネ rice is so nice

マコ  みなさん、こんにちは。マコです。

マサキ まだまだ暑いですね。マサキです。

マコ  今回はぼくたちが田んぼや稲にまつわる話をしていこうと思います。突然ですが、マサキくんはコウノトリって知ってます?

マサキ 力道山と死闘を演じたレスラーだよね。猪木のアニキ分ともいえる伝説の人ですね。

マコ  それ豊登やん! コウノトリとトヨノボリでリしか合ってないけど、のっけから強引にボケますね!

マサキ いやいや、コウノトリは名前くらい知ってますよ。赤ちゃん運んできたりする伝承もある鳥でしょ。

マコ  ヨーロッパの言い伝えですね。じつは日本にも昔むかしからなじみがあって、冬になると遠くから飛来してきたり、そのまま住んでたりもしてたんだけど。

マサキ というと、マスクを脱ぎながらコーナーに登って颯爽と空中戦に臨んだり?

マコ それミル・マスカラスやん! 千の顔を持つ男の四次元殺法はシビれたけどここまでプロレスを引っ張るんかいな!

マサキ で、そのコウノトリがどうしたと?

マコ  いちどは住んでいたコウノトリが絶滅したとされてましたが、最近また個体数が少しずつ少しずつ増えてきているそうなんですよ。

マサキ そういえばこのごろ「コウノトリ育むお米」とかよく聞きますね。

マコ  但馬地域で取り組んでいる農法ですね。豊岡は日本最後のコウノトリ生息地といわれてたり、殿様が大事にするよう伝えてたという土地柄。そこで兵庫県の大型プロジェクトとしてコウノトリ野生復帰事業がスタートしたんですね。

マサキ まさに誰がいちばん強いのか答えはリングでつかめ! のスローガン通りだね。白いマットに立ったら、ぼくは背中は見せませんよ。

マコ  いつから第1回IWGP決勝のハルク・ホーガンになったんや! そのプロジェクトじゃなくて、県の環境創造型農業と地域の農業振興の結びつきの話やん。…そう考えるとおもしろいタッグマッチですね。

マサキ でしょ。いろいろ組んだらなにかが生まれていくわけですよ。

マコ  コウノトリが生息していく環境を維持していくことが、ひいては地球環境を守っていくことにつながっていくと。そんなコウノトリは、神戸にも飛来してるって最近聞くんです。

マサキ それはすごいね。じつは見た目がまだよくわかんなくてあれだけど、単純にうれしいね。

マコ  だから一地域のことのみならず、みんなでわかちあえることですね。コウノトリは田んぼの生き物、といわれてます。多様な生き物が見られるようになって、子どもたちが喜んで、神戸もコウノトリの里になったらなぁ。

マサキ そりゃ辛抱が大切ですよ。ガマンと努力でおしん横綱と呼ばれるようにまでなったからね。

マコ  隆の里のことやん! プロレスの垣根こえて今度は大相撲か? 千代の富士との取り組みは白熱したわ。…でも、まあ、あらゆる垣根をとっぱらって、みんなで協力しあえばなにかいいことができそうですね。

マサキ ぼくたちの農業のために、みんなの地球のために、未来を生きる子どもたちのためにもね。

マコ  そんな明日のためにドラゴンスープレックスホールド!

マサキ そっちこそプロレスやん!