EAsT 135 | ~イースト135~ 神戸市西区で米や野菜の有機農業。

活動記録

田植え前、かずとしとステキな仲間たち

麦を刈ってトラクターで土をならして水を引いた田んぼ、今日はそこからの作業でした。
水栓をひねって水をじゃばじゃばと流していく田とは違い、ここは上流のため池から流れてくる水を引き寄せたり止めたりして調節していきます。
で、かんじんなときによく落ち葉などで詰まって水が思うようにこちらにきません。
ため池までいって落ち葉や泥をすくっていくと、じわじわと水が流れてきました。鴨長明の心境です。ほんとかな。
一つ目の田んぼに水が入り、ある程度つかると二番目にいき、それから三つ目に、という流れです。どこかでなにかが詰まってたら水は遮断されます。
詰まってなかったら水は気持ちよく流れていき、わたしらの気持ちも高まっていきます。

今日は
畦(あぜ)や道を草刈る人
用水路の泥や落ち葉をすくう人
トラクターで耕す人
こんな感じで三つの工程に分かれてせっせと勤しみました。
用水路の…の人たちのことをお伝えしたいなぁ。ステキな3人です。
毎週この時に参加する農業の新しい可能性を研究する若者と、そのお友だちの学生さん、それからお米づくりに興味をもつ自営の方の3人。
それだけでもうれしいのに、この3人は泥まれになるのもいとわずひたすら用水路に水を流しやすくするための重労働をこなしてくれました。
ほんとにありがとうございます。

単純な思考回路でお恥ずかしいですが、これだけでこの地のお米づくりはもう十分できあがったなぁと思った次第です。
これからも、もしよろしければ、お願いします。

というわけで、今週末はいよいよの田植え。
今年もそんな季節がやってきました。
たっぷり汗かいて、実りの秋を迎えましょう。
水が入った田んぼは足腰を鍛えてくれますよ。
飛び交うアシナガバチはある意味での冷涼感をもたらせてくれますよ。マムシも目撃事例が多いから肝を冷やしてくれることうけあい。

  1. 水分補給
  2. 適度な休憩
  3. 草むらに入らない
  4. 水辺に注意
  5. 日陰は蚊が多い

たくさんの注意事項、用心するポイントあってわずらわしいかもですが、用心に用心を重ねて楽しみましょう。
いいきれますが、がんばってつくった米はほんとうに美味しいです!
ね、かずとし!

(丸山)