EAsT 135 | ~イースト135~ 神戸市西区で米や野菜の有機農業。

活動記録

イノシシがきた(たぶん)!

あちこちに出没か

9月といえど真夏のような気温の中、田んぼに向かうとある種の違和感を覚えました。
さりげなく、田んぼの中央がへこんでいます。
もしやもしやと周囲を見やると、稲がなぎ倒されている箇所があり、そこから道のようになっていました。

ついに、きてしまった。イノシシです、たぶん。
収穫を数週間後に控えたこの時期に、おみゃあさぁなにしにきたんえ?
田んぼが全面的に壊滅的に被害を受けているわけではなく、全体のごく一部なのですが、今後どうなるかわかりもはん。
田んぼを一枚、二枚と順に調べてみると、まんべんなくどの田んぼにも侵入した形跡がありました。
しばらくショックを受けましたが、このまま手をこまねいていてもなにもならんぞなもし。
とりあえず『野道の草を刈る』ことと『ヤギのフンをまく』ことをしました。
ヤギの痕跡があるとイノシシは近寄らないという話も聞いたことがあります。
これがジンクスなのかなんなのかはどうであれ、すがるような思いで集めに戻りました。
『あぐりしあ』のまさきくんの発案で、いっそヤギの寝わらを周囲にまくことに。フンもおしっこも体臭もあるので威力を発揮するかもしれません。
やってきた場所らしきところを重点的にわらをまいてみました。ちなみに寝わらを持っていこうとしたときに「おまえなにすんねん」みたいにヤギのアキラに怒られたそうです。
アキラ、たのむ、あんたさんのいろいろ、効果てきめんでありますように。また来週、報告します。

というわけで10/6の稲刈りイベントのお知らせもあらためておこないますが、どうか普通に刈れるイベントでありますように。
慰め会や残念パーティーになりませんように。
もしそうなったら、青空のもと、開き直ってみんなで鬼ごっこかどろけい(地域によっては、けいどろ)とか歌合戦しましょうか。
聴かせますよ、しぶいコブシを。
『なちゅらすふぁーむ』のまこちゃんの「イルカにのった少年」も外せない。

作業のあとは休憩しました。たまたま今日は就農して3年未満の4人でした。
話題はいつともなく、農業でやっていけるか、どう安定経営にできるか、といったところに集約されます。
みんなどうにかして10年後もその先も農業やっていけているように
したい。このメンバー(それからいろんなみんなも)誰も欠けることなく笑って百姓していますように。
大好きな農業にずっと携わっていけますように。
あぁ、今回はいろんなお願いごとをつづった回となりました。