EAsT 135 | ~イースト135~ 神戸市西区で米や野菜の有機農業。

活動記録

田植えイベント開催

二年目となったこの地での田植えイベント。6月7日の今日、快晴の下、無事に行うことができました。

この集い、体験、今年は開催されるのかどうか心配された方もおられたかもしれません。スタッフの方は開催が危ぶまれるなどといったことをあまり気にする声もなく、できるかな、いけるかな、といった手応えをスルスルとたぐってつかんで引き寄せていくような感じでこの日を迎えました。

集合時間が近くなると人がぞくぞくと集まってきます。昨年からのおなじみの人たち、新しく出会う人たち、いろんな人がこの都心の中の森に囲まれた田園にやってきました。赤ちゃんもいます。こどもたちはさっそく網や虫かごを持って走り回ってます。昨年は30数名だったのが今年は倍近い人数。カラフルなマスクとともに森に賑わいが。

ここちよい風が吹く晴天、田植え日和といっていいのでしょうか、時間が来たところで「なちゅらすふぁーむ」石野からの挨拶が始まりました。その後、注意事項を伝える千葉。これからの農業を担っていく若者たちの颯爽とした姿にこの地、大谷の田んぼのカミさまも微笑んでいたのでは。

話が終わったところで、いよいよ手植え作業に移っていきます。
場所も二カ所にして4班に分かれて臨みました。
手に苗を持って、ぬかるんだ田んぼに足を着けた途端、あちこちで歓声が(喚声、雄叫び、いやあれはどう表現すれば?)。足が抜けない、しりもちつきそう、泣いちゃうこども、あぁ待ってましたこの混沌。
それでもみなさん笑いや励ましとともに一歩一歩前進して苗を植えつけています。カエルを間近でみたりクモに驚いたりしながら着実に植わる苗。泥色の手足。
田んぼに線が引いてあったので植える位置が分かりやすかったのではないでしょうか。「レモンのキッス」桶谷氏が考案してくれた道具なのです。昨年の道具に改良と思案を重ね夜なべして作ってくれました。

 

手植えが終わると、次は肥料をまきます。ビールかすと米ぬかで発酵させた、この地ならではの肥料。甘い香り。そそる匂い。これをうすくひろくまいていきます。投網のように見事にまく人もおられました。

あ、なんだかあっという間に本日の予定していた作業がすべてすみました。みなさんの真剣に楽しむ姿勢のおかげでトントントンと無事にできました。もうちょっとやってみたいな、まだまだいけそうだな、という方はぜひ家庭菜園やいろんな体験企画に参加されてはいかがでしょうか。そうして農が人の生活にもっともっと深く関わるようになってくれたらわたし達スタッフとしても願ったりかなったりです。そうそう、スタッフのみなさんもお疲れさまです。準備とか水のつまりの修正とかずっとありがとう。

終了後お渡ししたお米は昨年この地でとれたお米です。今年も楽しみですね。みなさまお疲れさまでした。たくさんの笑顔みれてうれしかったです。また次回、よろしければお会いしましょう。

(丸山)

イベントの模様

おまけ 田んぼの生き物

※虫注意!!