種まきと苗床づくり
来月上旬に予定している苗植えにむけて今日はお米の種まきとそれを田に敷きつめる作業を行いましたが、ありがたいことに参加人数も多彩であり9名の腕ぶす勇士が集結し、人数の半分は「みのる」という機械での種まき作業、残りの面々は田で苗床を敷くというように分かれての仕事となり初夏の風に吹かれ汗をかきかき勤しみました。
みのるでの種まき作業は、お米の種と専用の培養土をそれぞれ別々の容器に流し込んでスイッチを押すとがたごと作動してパレットに種が一穴三粒ほど入り
土が覆ってくれるという便利な機械ですが、土を補充したり種を調節したりレーンに出てくるパレットをひっくり返さないように緊張しながら並べ置いたりとまだまだ人様の活躍する余地は十分にあり、最近では出来上がった苗をJAから購入する農家さんも多かったりしますが、化学肥料や農薬を使用しない人たちにとってもこのみのるは重宝する機械であります。
そんなせっかくの労働の結晶たるパレットを軽トラに積んで運搬して平たくならしておいた田に並べていくのもつまずいたり転んでしまわないようにとプレッシャーにつきまとわれながらの作業でもあり、敷きつめたパレットの上にシートをかぶせて水をじゃぶじゃぶ流し込んでようやく安堵のため息を吐けることとなります。
納屋での作業の合間に飛び交うツバメがにぎやかだったなぁ。さえずりがにぎやかすぎて風情というよりもゆっくりしゃべって、と注文したくなるようなつがいのツバメだったな。まさきくんもいい人みつかりますように。
いつも手伝いに来てくださるボランティアさんたちもありがとうございます。naturalism farmのプリンスあもんくんもこの春から新社会人で多忙を極めているだろうにありがとう。
いろんな人たちが集って力を寄せ合うからいいものができるんだなと思いました。
来週以降は、麦の収穫、田んぼの準備など作業もどんどん本格化していきますよ。
(丸山)
おまけ
オケラを発見。
「ミミズだーって、オケラだーって、アメンボだ~って」
のオケラです。
(虫なので画像サイズは小さめに。)
「オケラになる」(真正面から見たときに万歳しているように見える事から、お金が無くなってお手上げの状態)
「オケラの七つ芸」(走る、跳ねる、飛ぶ、登る、掘る、泳ぐ、鳴くなど、多芸ながらもどれも中途半端な器用貧乏を指す言葉)
など、あまり良くない例えに用いられるところも愛着がわきますね。
上半身がモグラ似ていて下半身がコオロギそっくり。
英語では「Mole cricket」… Mole(モグラ) cricket(コオロギ)とまんま見た目で呼ばれます。
そんなオケラのあまり上手ではない泳ぎと、その横でオケラダンスを踊るメンバー動画をどうぞ。