EAsT 135 | ~イースト135~ 神戸市西区で米や野菜の有機農業。

活動記録

田植え後の田んぼの様子をお知らせします。

「みんな根づいてねと君はいう」

田植えした稲がすくすく育つように田んぼに生えてくる他の植物をとっていく除草作業を今日はしました。

いままで田んぼには稲しかないんだ生えないんだとばかり思っていましたがそれはただの勘違いであり、放っておくと稲を凌駕する植物たちがたくさん登場してくることもまた知りました。水と太陽の光を浴びて元気になるのはそりゃ稲だけではないか。そりゃそうか。米作りしてる日本のそれから世界のお百姓さんはえらいなあと感心してる間もなく作業は続きます。
エンジンかけて(どうでもいい話をしますがエンジンをかける、か つける、か 回す、かどれが表記としてどうなんだ、とこないだ知り合いと議論になりました。あ、すみません)、除草機を作動させ稲の間を進みます。まとわりつく泥水、長靴を脱いで靴下だけになって作業する人もいました。

除草剤まく田も世間ではありますが、ここではそれはしません。足元みたら亀が回遊してたりメダカ(それとも他の小魚?)がすいすい泳いでたりオタマジャクシが速さを競ってたり。気がつけば小さな世界がそこにあって、誰かに教えたくなります。

交代で除草機を動かしている間に他の人は抜けてる箇所に稲を補充しています。これは手植え。それからビールかす肥料をまいたり。

除草、除草と躍起になってますが、ある種の植物があった方が稲の食味がよくなるとかいってわざと残してる(調節してる)人もいたりするそうで、ある種の植物がいないとゲンゴロウが育たないとかなんとかあれこれ聞いたりもします。諸説いろいろあるでしょうがいろんな説があってどれも面白い。で、わたしらはせっせと田んぼの中も周りも草を刈っていきますよ。これもみんなでやると面白い。気がつけばいろんな人がここに集っています。梅雨の合間のちょっこし涼しかった今日の日、稲も根づいてわたしらの思いも根づいてそれぞれかんばって。

(丸山)

おまけ動画「除草作業他」