EAsT 135 | ~イースト135~ 神戸市西区で米や野菜の有機農業。

活動記録

まこの大谷遊覧飛行の旅

なちゅらすふぁーむ 石野さん(まこ)

みなさんこんにちは、なちゅらすふぁーむのまこです!
今回はぼくがこの大谷の魅惑の世界を案内したいと思います。
題しまして「まこの大谷遊覧飛行の旅」とでもしますか。しかし飛行といいましてもべつに気球に乗ってるわけでもなくスクールウォーズの大木クンみたいに非行にはしってるわけでもないんでイソップや泣き虫先生の出番はないですね。…って、のっけからある意味はしってますが、とにかく大谷の魅力を紹介していきたいと思います。

まず、ここは四方見渡しても木々に囲まれてて外からみても普通に気がつきにくい場所なんですよ。すぐ横には第二神明高速道路がはしってて、スーパーもあれば大きな工場や病院もある地なのですが、谷をおりていくと田んぼがあるだなんて誰も想像すらしてないでしょうね。そんなのはらたいらさんだって正解しにくいかもですよ。きっと三択の女王竹下景子だってそうだろうから、司会の大橋巨泉もこまるはず。

谷を下りれば田んぼ

谷を下りれば田んぼ

5、6年ほど前までは田んぼもあったのですが、人の活動の形跡がなくなるとまたたくまに草に覆われジャングルのようになってしまいました。
ぼくたちの活動は、そこを開墾することからはじまったんです。自分たちの背丈以上の草々を刈り、燃やし、溝をさらえ直し水を誘導していく。そうしていくことで田んぼに稲を植えられるようになったんです。「もうすぐベストテン」からじわじわチャートを駆け上っていったメモリーグラスの堀江淳みたいですね。

いつもしみじみ思うのは、これは1人ではできなかっただろうな、ということです。今もそうですが、ほぼ毎週いろんな人が集ってなにがしかの作業をしております。人がいてこそはかどる、達成できる。ここに携わるみんなには感謝の言葉でいっぱいです。このHPの文言にありますように、みんながいるから壁を乗り越えられるわけですね。そんなステキなHPをつくってくれる人との出会いもまたありがたいものです。そういえば、この谷やその周辺は歴史的にもとてもとてもおもしろく、考古学的な価値があふれてます。そんなことを見つけて調べてくれた人にも感謝ですよ。人間の営みが古くから脈々とつながっていたんですね。

そういった中でおこなわれるイベントはやっぱり感慨深いものがあります。ここに足を運ぶみなさんがそれぞれにいろんな思いを抱いて未来へとつなげていったら、それはとってもしあわせなものなんじゃないのかなと思わずにいられません。
さぁ今月もイベントがありますよ。たっぷり体を動かすいい機会。みなさんお待ちしております。大谷だよ、全員集合! といきましょうじゃないですか。来てくださいましたならば、かとうまさきくんとふたりでヒゲダンスでも披露しますよ、ぼくは。
真夏の草取り作業だなんてとてもワンダフル。 そのあと食べるカレーなんてとってもビューティフル。 みんなで稲を育てるぞなんて決意もとってもハートフル!

(文・丸山)