EAsT 135 | ~イースト135~ 神戸市西区で米や野菜の有機農業。

活動記録

2026年味噌づくりイベントレポート

『味噌󠄀づくりイベント』 〜あもんが綴るEAsT讃歌

みなさん、こんにちは。いつもお世話になっております、アーモンドあもんです。毎回このEAsT135に参加していただいてありがとうございます。
一年の長きにわたり開催されてきたこのイベントも、2026年2月7日(土)を持って当年度は終了となります。
この日は農の催しとしての最後を締めくくるにふさわしい『味噌󠄀づくり』でしたね。
30名を優に越える方たちが集まってくれて賑わいました。ご家族だったりお友だち同士だったり、そんないろんなグループがここ神戸市北区の「あいな里山公園」の木工作業棟でお味噌を作るわけですね。各テーブルには分量に合わせた塩や麹に炊いた豆が用意されてます。
支度は前日から始まっていました。大量の豆を煮込むのは時間がかかります。イベント当日の朝はちょっとしたアクシデントがあって、炊き込みが足りなかったんです。一瞬ヒヤリとしましたが、急いで対応して事なきを得ました。

さて当日ですが、朝も早よから調理担当のスタッフの方たちが厨房にて支度中。これいつもしみじみ思うんですが、相当体力いるしプレッシャーに覆われている空間ですよね。時間は限られているし、たくさんの人数分いるし、おにぎり作るの熱いし。だからやっぱり一際美味しいんですよね。ああ旨っ! とつぶやいてしまいます。スタッフのお米と野菜と味噌󠄀使って、またみんながこさえてくれて。今回もいただきました星3つ、マチャアキのように高らかに宣言しますよ。

味噌づくりの前にまずは食事です。出席確認しておにぎりと味噌汁渡したあとにいつもお世話になっております、元町「ネイバーフード」の姫君みほさんからの説明が。
みほさんのお話はなんだかいつもあったかい。素材に対する愛情、料理への畏敬の念、食べる人たちへの思いやりがあふれているからなんですよね。
印象に残る言葉もいっぱいありました。放ったらかしにすべし味噌。「味噌を作ってタッパーや壺に詰めたら開けたい気持ちに駆られても我慢ですよ」。難しいけどこれ極意ですね。だって寝かせておくのが肝なんです。みほさんいわく「あとは菌たちに任せておきましょう」…

さあ味噌づくりが各テーブルで始まりました。豆をつぶし揉んで混ぜてこねていく。手はしっかり仕事しますが、口もまた動かすのが楽しい作業の秘訣です。こういう場では思い思いにしゃべるべき。
ぼくも恥ずかしながらあちこちのテーブルにおじゃましては会話の花咲く世界に寄せてもらいました。
いろんな話がありましたよ。百花繚乱、示唆に富む話題の数々。
音楽の話も面白かったな。あなたはドラムやっててそちらはトランペット。おっとあちらはブルースときましたか。ぼくですか? 心はシャンソン、聴かせてよ愛の言葉を。サッカーを習い始めた人の話もよかった。イキイキしてましたね。本を出版された方もいて、次なる展開も企画中だとか。
こんな感じで一人ひとり誰もがなにか楽しみを見出している。日々の中で新たな自分を創出したり誕生させている。素晴らしいことではないですか。このイベントも誰かのそうした一助になっていたとしたら本望だし嬉しいですね。

熱気あふれる室内から外を見やると、ゼッケンやユニフォームを纏った人たちがたくさんいました。なんでもオリエンテーリングの大会の前日練習とのことで、老いも若きも走っています。これまたいいですね。趣味、生きがい、没頭して熱中しましょうよ。水谷豊だって熱中時代で熱い先生でしたよ。
ふと視線を横に移すと、子ども2人とスタッフたちが遊んでます。聞けば味噌づくりは面白くないしこうして遊んでる方が楽しいとのこと。そりゃ興味なくても別にいいですよね。味噌を作るのはパパママに任せて好きなように遊びましょう。ここは里山の公園。自由に楽しめばいいんです。環境バッチグーですから。それでええんです。ってぼくも土井善晴さんみたいですね。

味噌づくりの情景を写してくれるカメラマンさんも毎回ありがとうございます。今回は「お弟子さん」もいて、これまたかわいかったな。いろんな瞬間を切り取ってそれを見るいろんな人たちがなにかを感じとってまたいろんな世界に発展していくんですね。

そろそろ時間、というところで代表の大皿一寿の挨拶です。イベントを通して農を伝えたい、分かち合いたいと言ってました。この一年、田植えから草とり、収穫を経てしめ縄づくりをしたり今日のように味噌づくりしたり。四季折々の出来事が紡ぐのは、やっぱり人と人との関わりですよね。暑い日も寒い中も雨でもみなさんとなにかをしてきたということ、やっぱり大切な思い出です。

それではまた来年度もこのEAsT135を通して出会えるいろんな事柄を楽しみにしております。
スタッフのみなさんも本当にありがとうございました。みなさんがいないと成し得なかった催しです。それではひとまず、さよなら、さよなら、さよなら。

(文/丸山、写真/飯田家)

おかず糀の作り方(人気により再掲載!!)

●好評で大人気でたくさんの方から質問があった『おかず糀』の作り方。
安藤美保さんがあらためてレシピを伝えてくださいました。
以下、美保さんからのたよりをご紹介いたします。

・醤油糀を作る

材料)
生糀200g
醤油240g

作り方)
清潔な瓶に入れて常温で約1週間。一日1回かき混ぜ、糀が柔らかくなれば完成。
この後は冷蔵庫に入れて保存。
※この醤油糀だけでも調味料になります。

・ニンニクのおかず糀

材料)
ニンニク80g〜100g

ベース)
醤油糀200g
みりん20g
キビ糖60g
米酢 15g
酒  15g

作り方)
①ニンニクは皮を剥いて柔らかくなるまで2日ほど茹でこぼす。
(茹でこぼすとマイルドになるのと、つぶしやすくするため)
②すべての材料を鍋に入れて火にかける。
③ニンニクをつぶしながら適度に煮詰める。
※青唐辛子などの辛い野菜、ネギ・シソの実・山椒の実など香りのある野菜を使うとおいしいご飯のおともができます。
お好みで加える量は加減してください。

当日のイベントの模様